夜空を見上げ、あの星の向こう側に思いを馳せたことはありませんか?
地上400km、時速2万8,000kmで駆け抜ける国際宇宙ステーション(ISS)。
そこは人類が到達した最先端のフロンティアです。
漆黒の宇宙空間に浮かぶ、息を呑むほどに美しい青い地球。
その光景を自らの眼で見ることが許されるのは、
世界でもほんの一握りの「宇宙飛行士」だけです。
しかし、そのコックピットへのチケットは、
宝くじを当てるよりも難しいと言われることがあります。
数千倍の倍率を勝ち抜き、数年間にわたる過酷な訓練に耐え、
ようやく「宇宙の住人」となる。
今日は、人類の夢を背負って旅立つ「宇宙飛行士」への、
長くも輝かしい道のりを徹底解説します。
宇宙飛行士の仕事はどのような事をする
宇宙飛行士の任務は、宇宙空間での華やかな活動だけではありません。
地上と宇宙、その両方で極めて専門性の高い業務をこなしています。
宇宙飛行士の仕事の内容
主な仕事は「搭乗業務」と「訓練業務」の2軸です。
搭乗業務は 国際宇宙ステーション(ISS)に数ヶ月から半年ほど長期滞在します。
微小重力や高真空という特殊な環境下で、医学、生物学、
物理学などの最先端実験を行います。「きぼう」日本実験棟の
管理・修理や、宇宙服を着用しての船外活動、
ロボットアーム操作も重要な役割です。
地上業務では、 実は活動期間の多くは地上勤務なんです。
ISS滞在ミッションは5〜10年に1回が基本。
地上では宇宙にいる仲間のサポートや実験装置の開発、講演活動、
メディア出演などを担当します。
訓練の内容は、宇宙へ行くための準備も「仕事」です。
採用後の基礎訓練から、認定後の個別訓練まで、
日常的に高度なプログラムをこなします。
宇宙飛行士の仕事のやりがい
厳しい選抜試験と訓練を乗り越えた者だけが、
自分の目で青い地球を見ることができます。
最先端の科学研究に携わり、人類の進歩に貢献できる喜びは、
宇宙飛行士ならではの特権と言えるでしょう。
宇宙飛行士の想定年収
日本では国立研究開発法人「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」の職員として採用されます。
基本給の目安は30歳で月額約32万円、35歳で約36万円が目安となります。
そして想定年収 として正式な認定後は「宇宙飛行士手当」が加算され、
年齢や経験により700万円〜900万円程度になります。
宇宙飛行士になるまでの道のりと訓練内容
宇宙飛行士までの道のり
最大の特徴は、募集が不定期であることです。
2021年の募集は2008年以来、実に13年ぶりでした。
チャンスを逃さないためのアンテナが必須です。
応募条件(2021年度例): 3年以上の社会人経験、
身長149.5〜190.5cm、矯正視力両眼1.0以上。
試験内容: 英語力、一般教養、科学・数学の知識に加え、
ストレス耐性やリーダーシップ、協調性などの適性が厳しくチェックされます。
候補者の訓練内容
選抜後、約2年間の「宇宙飛行士候補者」としての基礎訓練が始まります。
学習内容は、 宇宙システムの知識、英語・ロシア語の語学訓練、
サバイバル訓練など結構多いです。
目出度く認定後は、正式認定後も国内外で訓練は続き、
ミッションが決定すればその内容に特化した
高度なシミュレーションを行います。
宇宙飛行士に求められる資質やスキル:勝利のコツ
宇宙飛行士には、知識以上に「人間力」が求められます。
精神力は閉鎖空間での強いストレスやプレッシャーに耐え、
冷静な判断を下す力が求められます。
体力でも 宇宙服での数時間の船外活動は激しく体力を消耗します。
ISS滞在中の筋力維持のための毎日の運動も不可欠です。
専門知識では 物理学や医学などの実験をこなすための深い知識。
学歴不問となってからも、
高い専門性が重視されることに変わりはありません。
【勝利のコツ】高い協調性
多国籍なメンバーと数ヶ月密室で過ごすため、相手を尊重し、
任務成功のために動ける能力が合否を分けます。
宇宙飛行士の出身大学
過去にJAXAで活躍した方々の経歴は多彩です。
- 毛利衛さん: 北海道大学大学院理学研究科 修了
- 向井千秋さん: 慶應義塾大学医学部 卒業(博士号取得)
- 若田光一さん: 九州大学大学院工学研究科・工学府 修了(博士号取得)
- 野口聡一さん: 東京大学大学院工学系研究科 修了
- 金井宣茂さん: 防衛医科大学校医学科 卒業
参考にすべき「教習所」と学びの場
宇宙飛行士に「民間の自動車学校」のような教習所はありません。
しかし、合格率を高めるために活用すべき場があります。
専門大学・大学院:
航空宇宙工学や生命科学に強い研究室が「実質的な教習所」となります。
JAXA筑波宇宙センター: 展示や見学を通じて、
最先端のシステムを肌で感じることが第一歩です。
語学スクール:
ロシア語や高度な英語コミュニケーションを学ぶ専門校は、
試験突破の強力な助けとなります。
まとめ
宇宙飛行士は「人類の代表」として、
知力・体力・精神力のすべてを捧げる職業です。
選抜試験の倍率は数千倍に及ぶこともありますが、
一度掴んだその手には、地球を俯瞰する圧倒的な感動と、
人類の未来を創る誇りが握られます。
大学や社会人経験を通じ、自分だけの「武器(専門性)」を磨き、
いつか来る募集の瞬間に備えましょう。
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最後まで読んでいただき有難う御座います。
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