PCスキルの世界標準!MOS資格の価値と合格のコツ、大学選びを解説。
一瞬で資料を仕上げる、その指先に「魔法」を宿していますね。
「PCは一通り使えます」——。
就職活動や職場でそう口にする人は多いですが、その「一通り」は、
実は人によって千差万別です。
深夜までかかって作成した複雑なExcel表。
もし、わずか数分の関数設定で完成させられたら?
レイアウトが崩れてイライラするWord文書。
もし、数クリックで完璧なフォーマットに整えられたら?
MOS資格を手にすることは、単にソフトが使える証明ではありません。
それは、デジタル化が進む現代ビジネスにおいて、
**「時間を操り、周囲から圧倒的な信頼を勝ち取るパスポート」**
を手に入れることなのです。
今回は、オフィスワークの真の主役となるための、
MOS資格完全攻略ガイドをお届けします。
MOS資格とは?世界が認めるPCスキルの「共通言語」
MOS(正式名称:マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は、
開発元であるマイクロソフト社自らが認定する国際資格です。
ExcelやWord、PowerPointといった製品の操作スキルを証明し、
世界中どこへ行っても通用するPCスキルの「共通言語」
として知られています。
MOS資格の試験内容:実技重視の真剣勝負試験は、
すべてコンピュータ上で行われる実技形式(CBT方式)です。
知識を問うだけのペーパーテストではなく、
「実際に指示通りの資料を時間内に作成できるか」が問われる、
極めて実践的な内容です。
【試験概要】※2024年8月時点
試験形態 コンピュータを使った実技試験(CBT)
※Windows版Officeのみ対応。Mac版Officeの試験はない
試験時間 50分
受験方法 ・全国一斉試験 毎月1~2回、全国約30の受験地域にて実施。
MOS公式サイト、郵送にて申し込み可能。 ・随時試験 ほぼ毎日、
全国約1500の試験会場にて実施。 試験会場にて直接申し込みが必要。
受験料 一般価格:10,780円(税込) 学割価格:8,580円(税込)
受験資格 年齢・国籍を問わず誰でも受験可能。 未成年の受験には
保護者の同意が必要。
【出題範囲】
Word
(ワード:文書作成ソフト) ・文書の作成と管理
・文字、段落、セクションの書式設定
・表やリストの作成
・参考資料の作成と管理
・グラフィック要素の挿入と書式設定
・文書の共同作業の管理
(バージョン:Word 2019)
Excel
(エクセル:表計算ソフト) ・ワークシートやブックの管理
・セルやセル範囲のデータの管理
・テーブルとテーブルのデータの管理
・数式や関数を使用した演算の実行
・グラフの管理
(バージョン:Excel 2019)
PowerPoint
(パワーポイント:プレゼンテーションソフト) ・プレゼンテーションの管理
・スライドの管理
・テキスト、図形、画像の挿入と書式設定
・表、グラフ、SmartArt、3Dモデル、メディアの挿入
・画面切り替えやアニメーションの適用
(バージョン:PowerPoint 2019)
Access (アクセス:データベース管理ソフト) ・データベースの作成と管理
・テーブルの作成
・クエリの作成
・フォームの作成
・レポートの作成
(バージョン:Access 2016)
Outlook (アウトルック:電子メール・情報管理ソフト)
・Outlook環境の管理
・メッセージの管理
・スケジュールの管理
・連絡先とタスクの管理 (バージョン:Outlook 2019)
※一般レベル、最新バージョンの出題範囲を記載しています。
バージョンによっては出題範囲が若干異なります。
Word、Excel、Accessは一般レベルの他、上級レベル(エキスパート)
も用意されています。
各試験の対策は学校やパソコンスクールの対策講座を受講するか、
公式で用意されている有料の教材を使って対策することが推奨されています。
独学でつまずきやすい「バージョンの壁」難所:
Officeには2019や365などの「バージョン」があり、家で使っている画面と
試験会場の画面が微妙に異なると、それだけでパニックになりがちです。
克服法: 自分が受験するバージョン(最新はMicrosoft 365など)
の公式テキストを使い、「ブラインドタッチ」を前提とした操作スピードを
体に叩き込むことが不可欠です。
MOS資格の取得メリットと市場価値
企業が新入社員に求めるスキルの第2位が「パソコンスキル(50%超)」
という調査結果があります。
MOSは、昇給の要件や内定者研修の必須項目に指定されるほど、
その市場価値は揺るぎないものとなっています。
有利になる業種・職種小売・金融: 売上分析や顧客データ管理など、
Excelの高度なスキルが直結します。
オフィスワーク全般: 総務、経理、営業事務、特に「VLOOKUP関数」
や「ピボットテーブル」を使いこなせる人材は、
どこへ行っても即戦力として重宝されます。
一発合格を掴むための「逆算」トレーニング
①問題集の「模擬試験」を、残り時間10分を残して
100点を取れるまで繰り返しましょう。
本番は緊張で手が止まるため、余裕を持ったスピードが勝利を分けます。
②マウス操作を極限まで減らし、ショートカットキーを活用すること。
これが50分という短い試験時間を制する最大の武器になります。
MOS資格が有利になる業種
MOS資格が有利になる業種には、下記のようなものがあります。
小売業
コンビニやアパレルなどの 小売業はOffice製品を使う機会が多く、
MOS資格が有利に働く可能性は高いです。
店舗の売上管理や在庫管理にExcel、店舗情報をまとめた報告書を
作る際にWord、新商品のプレゼンにはPowerPointを使う、
というケースも珍しくありません。
インストラクター・講師
各種インストラクターや講師などの業種は、資料作成の機会が多く、
MOSの資格が有利にはたらきます。
具体的な職業としては、パソコン教室の講師や失業者向けの職業指導員
などがあげられます。
その他にも、講師と名前が付く職は資料作成の機会が多い傾向にあります。
金融・保険業界
データを扱うことが多い金融・保険業界では、
MOS資格を活かせる仕事が多いです。
膨大な量のデータ分析や文書作成を行う機会があり、
MOS資格を有するほどパソコン業務に通じていると、
業務もスムーズに進められるでしょう。
MOS資格が有利になる職種
MOS資格が有利になる職種はオフィスワーク全般 です。
具体的にどのように活かせるのかを解説します。
経理・総務・営業事務
経理や総務、営業事務といった職種は、パソコンを使う業務が
メインとなるため、Office製品を使う機会も多いです。
使用するツールも多岐にわたり、規模の大きい企業の事務では
応募条件にMOS資格を含めるケースも珍しくありません。
企画・マーケティング
企画・マーケティング職では、プレゼン資料の作成や売上データの
集計などでWordやExcelを使う機会があります。
社内の会議の場や、顧客や取引先に対してプレゼンテーションを
行う際にはPowerPointが活用できるでしょう。
MOSの資格取得によってあらかじめスキルを身につけていれば、
企業としても教育の手間が省けるため、採用しやすくなります。
MOS資格取得に強い!オススメの大学と支援制度
近年、多くの大学がMOSの資格取得を強力にサポートしています。
単位認定制度がある大学の一例取得するだけで、
卒業単位として認められるケースがあります。
大学名対象学部・学科特徴
東邦大学情報理工学部Word/Excelの上級(エキスパート)が単位対象
創価大学文学部Excel一般・上級が単位対象
新潟産業大学経済学部Word/Excel一般レベルが単位対象
資格取得をサポートする「参考にすべき学校」
学内に試験会場があったり、受講料補助が出る大学を選ぶのが賢い選択です。
北海道情報大学 / 埼玉学園大学:
受験料の補助制度があり、経済的な負担を軽減できます。
山梨学院大学 / 東海学園大学:
専門の対策講座が設置されており、手厚い指導が受けられます。
広島経済大学:
慣れ親しんだ学内の環境で本番の試験が受けられるため、
緊張を抑えて実力を発揮しやすいのがメリットです。
CAになるには?仕事内容や年収、合格のコツからおすすめ大学まで
まとめ
MOS資格は「自分の自由時間」を創る投資、
MOS資格は単なる就活の武器ではありません。
効率的な操作を身につけることは、将来の職場で「残業時間を減らし、
自分自身の自由な時間を創り出す」ための最高の自己投資です。
もし大学選びに迷っているなら、こうした実用的な資格取得を
支援してくれる環境に注目してみるのも、賢い進路選択と言えるでしょう。
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最後まで読んでいただき有難う御座います。
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