誰かの「初めて」に寄り添う、最高に幸せな仕事
公園で見かけた、よちよち歩きの幼子と、それを優しく見守る先生。
その光景に胸が温かくなり、「自分もいつか、子供たちの成長を
支える存在になりたい」と願ったことはありませんか?
保育士は、人間が生まれて初めて出会う「家族以外の大人」であり、
人生の土台を共に築く大切なパートナーです。
言葉を覚え、歩き出し、友達と笑い合う……
そんな感動的な「初めて」の瞬間に立ち会えるのは、
この仕事だけの特権です。 しかし、その優しい笑顔の裏には、
子供の命を預かる責任感と、高度な専門知識が必要になります。
今日は、夢の保育士デビューを果たすための2つのルートと、
合格を確実にするための秘訣を詳しく紐解いていきますね。
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保育士資格を取得する2つのルート
保育士として働くには、資格取得後に都道府県への登録を行い
「保育士証」を受け取る必要があります。
-
ルート①: 保育士養成学校を卒業する(無試験で取得可能)
-
ルート②: 保育士国家試験を受験し、合格する(独学や働きながらの取得)
養成学校でじっくり学ぶ(大学・短大・専門)
4年制大学の特徴
保育士養成課程のある大学の指定された学部学科を卒業すれば、
保育士資格が自動的に取得できます。
在学期間が4年間と、2年制の短期大学や専門学校に比べて長いのが特徴で、
4年かけてゆっくりと勉強するので、
一般教養に加えて子どもの心理や障がい児などの特定の
分野についてもより深い知識の習得が可能です。
さらに、時間的な余裕があることや、保育士以外の資格を
取得することも可能です。
しかし一方で、在学期間が長いため、学費が短期大学や専門学校に
比べると割高になることと、保育士になるための時間が倍かかるのが
デメリットといえます。
短期大学の特徴
保育士養成課程のある短期大学の指定された学部学科を卒業すれば、
保育士資格が自動的に取得できます。
在学期間が2~3年間と、4年制の大学に比べて短期間に集中して
保育士資格が取得できるのが特徴です。
特定の分野についての知識の習得に加えて一般教養も学ぶことが可能です。
ただし、専門科目、実技科目、実習など幅広い知識を短期間に学ぶため、
時間に追われることも多く、時間的に余裕がないのがデメリットです。
そのため、2年間の学費で3年間、余裕をもって学ぶことができるよう、
長期履修制度を導入している短大もあります。
しかし、在学期間が短いため、学費の負担が大学に比べるとはるかに低く、
専門学校と違って卒業時に短期大学士の学位も取得できるため、
給与面のメリットがあったり、さらに深く学びたいと感じた時に
大学への編入をめざすことも可能です。
知識と技術をバランスよく習得したい人には、
短大はおすすめだといえるでしょう。
また、伝統のある短期大学では、実習やボランティア活動を
通して地域の保育施設からの信頼があることも多く、
学校に直接求人が寄せられることも多くあります。
専門学校の特徴
在学期間が2年間と、短期間に集中して保育士資格が取得できるのが特徴で、
専門的なカリキュラムで保育士に関する知識・技術のみを学ぶため、
効率よく学習でき、保育士になることに集中できるのがメリットで、
実践に特化したカリキュラムが多いと言われています。
また、在学期間が短いため学費の負担が大学に比べると
はるかに低いのも魅力です。
ただし、実践的な技術重視の傾向があり、専門的な知識を身に
つけることが難しい場合があります。
大学、短期大学より一般教養の学習が少ない場合が
ある点もデメリットと言えます。
保育士資格の取り方②:保育士国家試験に合格する
保育士資格の取り方の2つ目として、「保育士国家試験を受けて合格する」
方法について解説します。
(保育士国家試験については、全国保育士養成協議会のWebサイトにて
詳しく説明がされていますので、受験を検討している人は
確認することをおすすめします)
まず、注意すべき点は受験資格で、最終学歴によって異なります。
また、保育士養成学校を卒業して保育士資格を取得するのに比べて、
筆記試験と実技試験ともに専門的な知識が求められるため、
全国的に合格率は低い傾向にあるようです。
令和4年度の保育士試験の合格率は約30%でした。
出典:こども家庭庁保育士試験の実施状況(令和4年度)
指定された養成課程を卒業すれば、国家試験を受けずに資格が得られます。
つまりは・・・
-
4年制大学: 心理学や障がい児保育など、専門分野を4年かけて
深く学びたい方向け。
時間的余裕があり、多種多様な資格を併せて取れるのが魅力です。
-
短期大学: 2〜3年で集中して学び、早く現場に出たい方向け。
一般教養と専門知識のバランスが良く、「短期大学士」の学位も得られます。
-
専門学校: 実践技術に特化し、2年間で即戦力を目指す方向け。
ということになりますね。
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CAになるには?仕事内容や年収、合格のコツからおすすめ大学まで
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国家試験に挑む!|合格率30%の壁
社会人から目指す方に多いルートですが、
令和4年度の合格率は**29.9%**と、かなりの難関です。
-
難しく感じた所: 合計9科目すべてで6割以上の正解が必要な点です。
「1科目だけ落として不合格」というプレッシャーが受験者を悩ませます。
-
成功の秘訣: 合格した科目は3年間有効です。一度に全科目を狙わず、
数年かけて確実に積み上げる「計画的な科目合格」こそが、勝利への近道です。
受験資格の注意点
まず、注意すべき点は受験資格で、最終学歴によって異なります。
また、保育士養成学校を卒業して保育士資格を取得するのに比べて、
筆記試験と実技試験ともに専門的な知識が求められるため、
全国的に合格率は低い傾向にあるようです。
令和4年度の保育士試験の合格率は約30%でした。
保育士国家試験は、年2回実施され、筆記試験と実技試験で
構成されています。
受験料は12,950円(内訳:受験手数料12,700円+受験申請の
手引き郵送料250円)です。
保育士試験の受験資格について
保育士試験の注意すべき点は受験資格で、最終学歴によって異なります。
受験資格は以下の通りです。(2026年3月1日時点)
■大学・短期大学を卒業した場合
受験資格は以下の通りです。
大学・短期大学を卒業した人は、保育士とは関係のない学部・学科でも、
受験することが可能です。
■専門学校を卒業した場合
専門学校を卒業した人は、保育士とは関係のない学校でも、
以下の条件を2つとも満たしている場合、受験することが可能です。
- 学校教育法に基づいた専修学校であること
- 修業年限2年以上の専門課程を卒業していること
上記2点のうち1点でも満たされていない人は、以下の条件を
満たしている場合には受験することが可能です。
- 1991年3月31日以前に高校を卒業
- 1996年3月31日以前に高校の保育科を卒業
■高校を卒業した場合
高校を卒業した人は、卒業年度によって受験資格の有無が変わります。
以下の条件を満たしている場合、受験することが可能です。
- 1991年3月31日以前に卒業
- 1996年3月31日以前に保育科を卒業
また、1991年4月1日以降に卒業した人は、保育所などの
児童福祉施設で実務経験を積んで、受験申請の時点で以下の条件を
満たしている場合に受験することが可能です。
- 2年以上勤務し、かつ総勤務時間数が2,880時間以上
出典:全国保育士養成協議会
保育士試験の免除制度について
保育士試験は、以前の試験で合格した科目がある人や、
所有している資格によって科目が免除される人がいます。
免除制度については以下の通りです。
■筆記試験の科目を一部合格している人
合格した科目は3年間有効です。
合格できなかった科目は試験で再び受験することができます。
年2回の試験実施や合格科目の免除など、チャンスが多い資格といえます。
■幼稚園教諭免許を所有している人
幼稚園教諭免許は1種・2種・専修とありますが、
種類に関係なく幼稚園教諭免許を持っている人は、
筆記試験においては「保育の心理学」「教育原理」の2科目が、
実技試験においてはすべての科目が免除となります。
また、指定保育士養成施設を卒業、または科目等履修により、
筆記試験に対応する科目を習得した場合は、筆記試験科目が免除されます。
修得した科目が筆記試験科目に対応するかは、学校に確認してみましょう。
幼稚園教諭免許を所有している人の特例制度について
幼稚園教諭の免許を持っている人は「保育士資格取得特例」
という特例制度があります。
幼稚園教諭の免許を所有しており、かつ3年以上、及び4320時間以上の
実務経験がある場合は、筆記試験において「保育の心理学」「教育原理」
だけでなく、「保育実習理論」も免除されます。
こちらの制度は期限があるので要注意です。
社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の資格を所有している人
社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士のいずれかの資格を持っている人は、
筆記試験において「社会的養護」「子ども家庭福祉」「社会福祉」の
3科目が免除されます。
出典:全国保育士養成協議会
参考にすべき学校の紹介・関西女子短期大学 保育学科
自分に合った学びの場を選ぶことが、理想の保育士への第一歩です。
例えば、関西女子短期大学 保育学科では、
保育士資格だけでなく幼稚園教諭二種や「こども音楽療育士」など
多彩な資格が狙えます。
特筆すべきは、短期大学で唯一実施されている
「小児病棟での5日間の実習」です。
医療的視点を持つ保育士は現場で非常に重宝されます。
また、2年間の授業料で3年間学べる「長期履修制度」もあり、
無理なく専門性を深めることが可能です。
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まとめ
「先生」と呼ばれるその日のために
保育士免許は、子供たちの未来を守るための「信頼の証」です。
養成校で仲間と切磋琢磨する道も、試験勉強で自分を追い込む道も、
その先にあるのは子供たちの弾けるような笑顔です。
自分に合ったルートを選び、納得いくまで調べて、
理想の「先生」を目指しましょう!
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最後まで読んでいただき有難う御座います。
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